たのしかった6がつ/2017

  季節は言うのが憚られる程に夏の様を呈していて、連日の湿気と10数年前から言われているのに最早なおざりになっているヒートアイランド現象の成れの果て、が体力を確実に奪い去っています。 そんな時わたしはふと小学生の夏休み課題の日記を思い、このエントリーのタイトルを選ぶに至ったのです。   さて、 はや2か月前の記録ですが、このまま過ぎていくには忍びない出来事が多かったので此方に記しておきます。   とは言え、   色々な事が     あったわけですが、     様々な非礼を承知の上で、 それでも敢えて「この出来事について」書きます。   私が世界最高峰のサキソホニスト、音楽家として尊敬やまない、あまつさえ去年のNY,The Stoneの1週間公演にも突撃したサキソホン・グレートScott Robinson御大と過ごせた4日間。   スコットさんは今回、マリア・シュナイダーオーケストラのメンバーとして来日。ブルーノート東京公演の合間にGet-togetherさせてもらいました。     一緒に都内某所でのランチやレッスン、本番前の貴重な時間をわざわざ割いて頂いて恐縮至極の言葉、文字通り、でした。   最終日には、天才Tom Piersonさん(スコットさんとは、ニューヨーク時代から、いつもツッコんだ音楽話をしていたそうです。)、寺井雄一、宮木謙介の若手名手も交えて、皆さんでラーメンランチ とてもラーメン屋でする会話とは思えないような深い音楽の洞察、批判がされていて興味深かった…。話題についていくので精一杯でした。   そしてこのトピック冒頭の此方の画像は、 Scott Robinsonさんが主宰されている レーベル・アートプロジェクト”ScienSonic Laboratories”の公式FBページから。 http://www.facebook.com/ScienSonic/ 全世界多数のスコットさんファンの間で有名になりつつあります笑   昨年のストーン公演も連日連夜、刺激の連続でした。 そして今回も勿論たくさんの刺激と、それに加えてゆっくり町を歩いたり送り迎えのタクシーだとか、レッスンの時ですとかいろいろな話と考えに触れられて、いわゆる「同じ空気を吸えて」、それこそが本当に深く刺激になりました。   サービスだったとしても「お前のためにテナーでソロをとってやったよ」と、言われたのはシビレました。オタクで良かった。   演奏、ますます頑張ります。

“対話TAIWA”発売開始

先日11/19(土)より配信始まりました! さっそくご好評いただいております。 下記リンクからどうぞ、試聴&購入、よろしくお願いいたします。   “対話TAIWA” 11/19/2016 BONDS MUSIC ¥1,050- 演奏:”対話TAIWA”渡邊恭一(ts,cl)、加治雄太(gtr) <収録楽曲> 1.    INDIANA(J. Hanley)5:26 2.    Hee-Haw(K.Watanabe)3:39 3.    Embraceable You、空飛ぶテーブル(G.Gershwinほか)6:29 4.    あおい対話1:33 5.    Sweet Georgia Brown(B.Bernie&M.Pinkard))3:55 6.    “対話TAIWA”のテーマ(K.Watanabe)0:59 7.    Jazz & Me Blues(K.Watanabe)4:57 Web shop(購入特典ZINE付き)はこちら 若しくは アルバム¥1,050- Web Shop(特典ZINE付き)、iTMSいずれも同価格 編集 早野隼 表紙&ロゴデザイン 星野哲也 撮影 石川雄大 文 渡邊恭一 遠藤達郎(ビイドロ、fula) 高橋アフィ(TAMTAM) 大谷能生 (Jazz Dommunistersほか)   ≪…この演奏のカタチに定着するまでの100年に想像を馳せてしまうような、個人の大きさを越えたサウンドがこの二人のデュオには聴き取れるのだ。(大谷能生、特典ZINEより)≫    

“対話TAIWA”リリースします・11-12月/2016

6年ぶりのリーダー音源を発表します。 先日NHKBSプレミアムの番組に映っていましたgt加治くんとのDUO ”対話TAIWA”で 来る11/19(土・大安吉日) iTunes&web限定音源を発売します! 7曲入り、1,000円です。   iTunes等でもダウンロード購入できるのですが、BONDS MUSICのWEBショップからご購入頂くと、 (http://net-shop.bonds-music.com/) 特典として電子ZINE 「”対話TAIWA”」もゲットできます。 某Sコト編集の早野さん、ほか豪華執筆陣(大谷能生、アフロfrom TAMTAM、遠藤達郎fromビイドロfula)迎えて、ホットジャズ、ギターとサックス、テーブルと二脚の椅子、gt加治雄太とsax渡邊恭一…の音楽が、皆さんのステキな生活の糧になるような編集内容です! I will release a new album on coming 11/19(sat). This is the first one as a leader in this 6years. will feature my DUO project “対話TAIWA”which offers you guys some music of decent Hot Jazz, mellow ballad, and somewhat avant-garde stuff. … Continue reading

新世界presents第五トラディショナルNo.1 Loudness

縁あって、西麻布は音楽実験室・新世界のご協力をいただき、 今回より”新世界presents第五トラディショナル”としてナンバリングも新たにお届けいたします。 2ヶ月に1回程度の収録、毎月15日前後の配信にて、お届けする予定です。   ※podcast登録のススメ iTunes music storeで「第五トラディショナル」と検索していただければ 番組ポッドキャストがご登録いただけます。 https://itunes.apple.com/us/podcast/traditionis-quinto/id587427944 ///////////////////////////////////////////////////// 第一回目、そして来月配信の第二回の記念すべきゲストは マンガ家の西村ツチカ先生にお越しいただきました。 西村ツチカ(にしむら つちか、1984年-)は、日本の漫画家。 神戸市長田区出身。大学浪人中、「ヤングマガジンアッパーズ」の新人賞で大賞を受賞(審査員はすぎむらしんいち)。大学は経済学部で、軽音楽部に所属。2008年、「君の動き」が「月刊COMICリュウ」龍神賞にて銅龍賞を受賞、2009年、「黒岩さん」で同誌にて再デビュー。2011年12月、初単行本『なかよし団の冒険』により第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞。2012年より翌年にかけ、「月刊!スピリッツ」にて初の連載作品『さよーならみなさん』を掲載。… ”wikipedia” 公式ブログ http://tsuchika.exblog.jp /////////////////////////////////////////////// 例えばアメリカのスクールカーストがハリウッドの映画監督達に如何に描かれてきたか、を振り返った時、ジョックス(マッチョ)達は作品の中で揶揄や被害の対象となり続けてきた事はそもそも映画監督たちがナードやギークといった非マッチョでありアンチ・マチズモの立場を経験したことが影響しているのだろう。 そもそも歴史家や評論家が後年になって評価したその当時のアンチテーゼというものの多くが非マッチョ的な記号を含むものでは無いだろうか。 クールであったり知性的で有ることは確かに大きな魅力の1つではあるが、古今東西太古の昔から現在に到るまで地球上の端々までマッチョ、筋肉、強引さというものは力(ちから)であり、男性的な規範となってきた。 今回はこの観点に立ち、トラディショナルのメインストリームからアウトサイダーまで、マッチョ的強引さ、つまり「うるさい」と言うことに焦点をあてた。 一曲目は、度々取り上げているサッチモHot Fiveの名曲から ”Big Butter & Egg man” “Big Butter and Egg Man” is a 1926 jazz song written by Percy Venable. Venable was a record producer at the Sunset Cafe and … Continue reading

第五トラディショナルrevisited / no.12 The 10s a century ago

第五トラディショナルから皆さまへ。 9/24(木)西麻布新世界での公開収録会に向け、より多くの方に第五トラディショナルとその音楽の深淵に触れていただくことを目的にかつて配信した回を文章化致しました。 そのままの文字起こしではとても伝わりづらいため、編集を施しています。ご協力いただいた早野隼さんa.k.a.ソウルユニオン、ありがとうございます。彼とは更にまた発表できるものを準備しています。 /////////////////////////////////////////////////////////// ※podcast登録のススメ iTunes music storeで「第五トラディショナル」と検索していただければ 番組ポッドキャストがご登録いただけます。 https://itunes.apple.com/us/podcast/traditionis-quinto/id587427944   9月24日(木) 「新世界presents 第五トラディショナル」公開収録vol.1 http://shinsekai9.jp/2015/09/24/traditional1/ [出演] Rev.Danny Smith 渡邊恭一 ゲスト:西村ツチカ [時間] 19:30開場 20:00開演 [料金] 1500円(1D付) ※2回放送分の収録、及びパフォーマンスを予定しています。 トラディショナルミュージックの深淵に、 新たな光を差し込ませ、挟み込ませ、機材破壊する勢いでのトークショー、となります。 どうぞ、宜しくお願いいたします。 ———————————————————— 第五トラディショナル… スイング/ホットジャズの雄・渡邊恭一とオルタナティブフォークロアの旗手ダニースミスが19c後半-20c前半の英米初期レコード文化、そしてその音楽を俯瞰していくポッドキャスト。 ///////////////////////////////////////// SESSION12 “The 10s a century ago” -100年前の”テン年代”の音楽 ― 1910年代の音楽プロデューサーたち- https://kyoooswing.wordpress.com/2012/06/05/第五トラディショナルno-12-the-10s-a-century-ago/ ※上記は配信当時の音声です。   ・SESSION12 100年前の”テン年代”の音楽 ― 1910年代の音楽プロデューサーたちのオレオレ合戦?  (小見出し)SESSION12 100年前の”テン年代”の音楽 ― 1910年代の音楽プロデューサーたちのオレオレ合戦? 恭一:今回で第五トラディショナルは12回目になります。なぜか通りすがりのギター奏者阿部寛さんも居るっていうことなので今日はひとつお手柔らかに宜しくお願いします! ダニー:第五トラディショナル、最初にして最強のゲストを迎えたっていう流れで、困惑を隠し切れないね。 恭一:がんばろう。 で今回は、1910年代の音楽に当たってみても良いんじゃないかな。と。 … Continue reading

9/24(木)第五トラディショナル公開収録のお知らせ

既にSNS等でお知らせしていましたが、 FM茶笛の「What’s Jazz?」、一年と九ヶ月ほど第二週目のパーソナリティ担当させてもらいましたが諸事情により10月から番組自体が半年ほどお休み、となってしまいました。 せっかく聴いていただける方も増えてきていた実感もあっただけに残念ですし、何よりご聴取いただいた、いただいていた皆様、申し訳ないです。 こうした話は以前のFBポストご参照ください。 https://www.facebook.com/Kyoichiwatanabe/posts/1050880688257251?pnref=story https://www.facebook.com/Kyoichiwatanabe/posts/1050953884916598?pnref=story ——————————————————— と、言うわけで、やります! 9月24日(木) 「新世界presents 第五トラディショナル」公開収録vol.1 http://shinsekai9.jp/2015/09/24/traditional1/ [出演] Rev.Danny Smith 渡邊恭一 ゲスト:西村ツチカ [時間] 19:30開場 20:00開演 [料金] 1500円(1D付) ※2回放送分の収録、及びパフォーマンスを予定しています。 トラディショナルミュージックの深淵に、 新たな光を差し込ませ、挟み込ませ、機材破壊する勢いでのトークショー、となります。 どうぞ、宜しくお願いいたします。 ———————————————————— 第五トラディショナル… スイング/ホットジャズの雄・渡邊恭一とオルタナティブフォークロアの旗手ダニースミスが19c後半-20c前半の英米初期レコード文化、そしてその音楽を俯瞰していくポッドキャスト。 https://kyoooswing.wordpress.com/category/podcast/ [出演者] Rev.Danny Smith(レブランド・ダニースミス) バンジョー/ドラムス/鍵盤奏者。 東京のアパラチアン・ミンストレル。伝統的なバラッド・オールドタイム・スピリチュアルなどの演奏を行う。 南カリフォルニアNo.1クロウハンマーバンジョイスト。 2014-15年にかけてアメリカ奥地をフィールドレコーディング。その活動は最早現代のAlan Lomaxと言える。 Dolcerora Recordings、Danny Smith Project 主宰 http://revdannysmith.weebly.com 渡邊恭一 スイングテナー/クラリネット奏者。 1930s-40sジャズの質感をベースにした靭やかな音楽性と現代性をもつ。 第五トラディショナル主宰。 https://kyoooswing.wordpress.com ゲスト:西村ツチカ(マンガ家) 1984年兵庫県生まれ。2009年にマンガ家デビュー。 2010年『西村ツチカ作品集 なかよし団の冒険』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞。著書に『かわいそうな真弓さん』『さよーならみなさん』がある。自主製作マンガ誌『ユースカ』でも精力的にマンガを発表している。 イラストレーターとしてもCDジャケット、イベントフライヤー等高い評価を受けている。 … Continue reading

第五トラディショナルno.43 Egypt

1922年11月4日、エジプトはルクソール王家の谷に於いて 考古学者ハワード・カーターによるツタンカーメン王墓発見。 そのニュースは世界中を席巻した。 折からエキゾチックブームが隆盛著しかったアメリカ、特に当時のニューヨーク界隈ではこのニュースはファッションや音楽、映画産業などに大きな影響を与えた。 例えば映画産業であれば、所謂”ミイラ”を前面に押し出した「ファラオの呪い」系ホラー映画、ファッションであれば当時のフラッパーガールのスタイルにその影響が見られる。 ファッションについては英文だが、此方の記事に詳しい http://historymasquerade.blogspot.jp/2013/01/tutmania-in-roaring-twenties-when.html 厳密に言えば、エキゾチックなムードが持て囃された時代は1910年台後半(日本でもトラッドジャズ界隈で演奏されるDardanellaや、Hindustan、Shiek of Araby、Pagan love songなどがその頃の曲)、またホラー映画が盛り上がるのは1930年に入ってからなのでやや誤差はあるが、今回は大きくエジプト、というイメージが当時の音楽に与えた影響を俯瞰したい。 ///////////////////////////////////////////////////////// ※podcast登録のススメ iTunes music storeで「第五トラディショナル」と検索していただければ 番組ポッドキャストがご登録いただけます。 https://itunes.apple.com/us/podcast/traditionis-quinto/id587427944 1曲目はその物ずばり。 ちなみにOriginal Dixieland Jass Bandと並んで最初期の”Jazz”レコード。 “Cleopatra Had a Jazz Band” (Jimmy Morgan & Jack Coogan) December 7, 1917 NYC 2曲めは19世紀の録音から。 アメリカのアニメなどで蛇使いが出ると大概このフレーズが使われる。 The song was introduced to the collective consciousness of the American public over a century … Continue reading

第五トラディショナルNo.42-3/4 帰ってきた渡邊恭一

主席、帰国。   ご報告もございますのでぜひ。 /////////////////////////////////////////////////////////   ※podcast登録のススメ iTunes music storeで「第五トラディショナル」と検索していただければ 番組ポッドキャストがご登録いただけます。 https://itunes.apple.com/us/podcast/traditionis-quinto/id587427944       何かしら参加(観に行く、シットインする、ジャムる、知己を得る)したものを箇条書き   New York ・Gill Evans Centennial(マリア・シュナイダーオーケストラ) ・Scott Robinson(インタビュー、自宅スタジオ訪問、レッスン) ・Vince Giordano & Night Hawks(後述ウィルくんの紹介でシットイン) ・Will & Peter Anderson(同世代のサックス・クラリネット奏者。双子) ・Blue Vipers(ブルックリンのお店でシットイン) ・Adrian Cunningham(オーストラリア出身のナイスガイ) ・Wycliff Gordon(リハーサル等様々見学。知的な側面もすさまじい) ・Frankie Manning’s Centennial (世界中からダンサー集結。ライブ、パネルディスカッション等に参加) ・Special Scott Joplin Memorial Concert at Scott Joplin’s grave (スコットジョプリンの、果たされなかった遺言を皆で果たしました)   Europe ・Breda … Continue reading

これからの渡邊恭一

  5/4でいよいよ三十歳です。 そんなに意識して生きてきたわけではないけれど、 十年毎の節目を前にしてふと、立ち止まる。 …っていうことをする前に、また楽器片手に旅に出ます。 三年前にも20日ほど、ロサンゼルス~ニューオーリンズと、 楽器片手に遊学してきましたが、今回はひと月半ほど。 アメリカやヨーロッパのミュージシャン仲間、刺激的なシーンに突撃してきます。 主にトラディショナルなジャズ、っていうのがわたしのライフワークですが、前回LA-NOLAのとき同様に、好きなものやアンテナに引っかかるモノに、過剰なまでに敏感に、あ、過敏にってことか、過敏に反応して発作を起こすように追求し包括していきたい。 以下スケジュール欄にも遊びに行く予定のフェスなどを列挙しておきましたが、他に私が思う最高のテナー、スコット・ロビンソン追いかけつつ、インタビュー録ったりしたい。滞りに滞っている第五トラディショナルも今度こそ配信します。ほら、ダニースミス西海岸だし、わりと近いじゃないですか。 と言うわけで   ”ひとりトラッドジャズフェスティバルin 世界のハレクラーニ” 出演は渡邊恭一ソロ。 会場は 5/8-25 NYC某所 Gil Evans centennial Frankie Manning centennial などでひとりTJF   5/25-6/16 EU某所 スペイン・マドリードを中心に、 オランダ     Breda Jazz Festival ポルトガル  Primavera soundなど 欧州各地でひとりTJF   6/17-18深夜(日本時間) NYへ移動して帰国。 のち、深夜の羽田にてひとりトラディショナル空港芸人(予定)   楽器やステージもその都度違いますが、その様子はあなたのPCから Twitter FB を通じてお楽しみ頂けます。どうぞ、奮ってご参加下さい!!   そんな訳で、新宿のトラッドジャズフェスティバル、春の方はお休み。 とても残念ですが。世界各地でひとりTJF。どうぞ宜しく。         5月 5/2(金)三軒茶屋 Obsounds http://www.obsounds.com/ … Continue reading

第五トラディショナルno.42-5 現代にのこるベートーベン

  緊急企画。 お察し下さい。   ///////////////////////////////////////////////////////// ※podcast登録のススメ iTunes music storeで「第五トラディショナル」と検索していただければ 番組ポッドキャストがご登録いただけます。 https://itunes.apple.com/us/podcast/traditionis-quinto/id587427944       “Beethoven Riffs On” (Beethoven/Lou Singer) Jan 15, 1941 NYC New York John Kirby Sextet Charlie Shavers tp Russell Procope as Buster Bailey cl O’Neil Spencer ds Billy Kyle pf John Kirby bass             次回は2/25(火)配信予定です! バックナンバーはこちらへ ///////////////////////////////////////////////////////////